こんばんは。閉店後にカキコの花屋です。
花屋をやってると
メモリアルな日や、その日を記念日にするための花束を束ねます。
感謝や愛情をあらわしたり、
祝福のためや、慰めや慈しみの特別な日に出会わせてもらう。
そんなとてもいい仕事(о´∀`о)
直近では「母の日」もそんな日のひとつ・・
一年に1回、その日はやって来る。
ウチにも名物なお客さんがいて
来店を心待ちにさせてくれるお客さんがいる。
年に1回、勤務地から帰省する男の子。
金沢駅で途中下車して花束を買って、また列車で実家へ向かうんだって。
4年前から毎年来てくれる。
彼の地元では、「夜に営業してる花屋がないから」だそうで・・
でもね、“確実に馴染みの花屋”に昇格してると思うんです。
昨年の花束を渡した時の反応を聞いて・・
近況を話してもらって
彼女ができたか尋ねて
仕事の悩みを聞いて。
それは僕と彼とのルーティーン。
毎年、ウチの花束を楽しみにして喜んでくれるって話してくれるけど
「君の帰りを一番の楽しみにしているんだから
実家に帰ったら飽きるまで話をしてあげてね」って送り出して「またね!」でお別れ。
また来年が待ち遠しくなる一年ぶりの再会。
今年もほっこりさせもらいました。